
横浜ベイホテル東急 カフェトスカ
長い夏休みも終わり新学期が始まりました。普段平日しか休みのない私にとっては、子供達と関われる貴重な期間でもありますが、自宅と共有している医院ということもあり、賑やかな毎日でもありました。
新学期が始まり、平穏な日常が戻ってきたなと思われている方もきっとおられるでしょう。
そのせいもあるのでしょうか。9月に入り、始めてこちらの歯医者にかかるという患者様の数がグッとふえました。
新学期に入って初めての休診日、久しぶりに夫婦水入らずでゆっくり食事をしようということになり、みなとみらいにある横浜ベイホテル東急のカフェトスカというレストランのランチブッフェに行ってきました。11時半のオープンを前にお店の入り口には行列ができていました。予約をしていったのですが、その殆どが予約の方の行列でした。
広々とした店内に、大きな窓の窓際の4人席に、二人でゆったりと座り、そこからは、みなとみらいの観覧車を大きく見上げることが出来ました。
ブッフェスタイルではありましたが、ずらりと並ぶ料理のほかに、オープンキッチンで見せる料理が多かったように思います。
大きなローストビーフを切り分けたり、野菜を選んでその場で揚げるフリットがあったり、その場で作るパスタやオムライスなど出来立てを食べれるのもよかったです。
なんといっても美味しかったのが太いアスパラをまるまる素揚げしているもの。これは本当に美味しかったです。
ケーキやフルーツも豊富で、大人も子供も楽しめるそんなレストランでした。
ブッフェスタイルのレストランは好きでよく行きます。値段もいろいろですが高ければ美味しいかというとそうでもないし、高級ホテルだから美味しいとも限りません。いままで経験した中でお勧めできるのは、日本橋にあるマンダリンオリエンタルホテルの地中海ブッフェです。そして赤坂見附にあるホテルニューオータニ。3箇所くらいのレストランでブッフェをしていますがどれもハズレはありません。そして、こちらのカフェトスカ。お値段もリーズナブルですがそれ以上の内容だと思います。
ホテルの接客は勉強になります。
食事にいくと、食事の内容だけでなく従業員の接遇もそのレストランの評価に大きく影響するように思います。
さりげない気遣いがタイミングよく出来る。それは最高のおもてなしです。例えば、ナプキンをイスにポンっと置いて席を立ち、戻ってくると綺麗にたたまれてイスの肘掛にかかっていたりします。カメラを持って写真を撮ろうとしているとお撮りしますか?と声をかけてきたり。私達の気付かないところで、きちんとこちらを見ていて、そのニーズに応えようと備えているのです。
タイミングの良い従業員は、こうしなければという押し付け的なマニュアル通りの接客はしません。食べている途中、話している最中に割って入ってくるような接客もありません。私達医療従事者も、患者様に対してそのような対応が出来るように心掛けなければいけないなと感じます。
レストランは楽しく過ごすところ、医院は不安や悩みを抱えてくるところ。全く真逆の場所ですが、そのどちらにも人は安らぎを求めているのではないかと私は考えています。だからこそ、どんなときも、心温まる関わりが出来る自分でありたいなと思っています。ホームページの院長メッセージでもそんな想いを書いています。ぜひ、その記事ものぞいていただきたいなと思います。